【税務相談】税理士に相談するときは何をどうすればいいの?
税理士に相談した方が良さそうだけど。
何をどう相談したらいいかわからない、という人は多いです。
税理士って敷居が高いイメージがありますよね。
税理士への相談について書いてみます。
税理士って怖そう?
今までまったく税理士と関わりがなかった人にとって
税理士というのは怖そうなイメージがあるようです。
私自身も知らない弁護士先生に相談するときには緊張します。
なんとなく怖そうなイメージがあるんですよね。
税理士である私がこのように感じるので一般の方はもっとでしょう。
偉そうな税理士もいる
現実として偉そうな税理士はいます!
非常に残念ながら実際に見たこともあります。
参考→ いまだに偉そうな態度をとる税理士もいる。偉そう・横柄な態度なら変更も考えるべき
一般的には年配の税理士は偉そうな態度をとるケースが多いですね。
「先生」と言われ続けて偉いような気分になってしまっているのかもしれません。
税理士への相談は早めに!
さて、どんな時に税理士に相談した方がいいのでしょうか?
今まで16年以上税理士業務に携わってきて感じるのは、「もっと早く相談してくれれば」というもの。
税金の制度ってすごく複雑で期限のあるものも多いです。
いつまでに税務署に提出しないとダメ。
いつからだったらOKとか。
税務は「期限」というのは非常に重要なのです!
もうちょっと早く相談してくれれば節税できたのに!というケースは少なくありません。
相談するときにはお早めに!
どんなときに税理士に相談すればいい?
どんなときに税理士に相談するべきでしょうか?
一般的には、
- 事業を始めるとき
- 会社を設立しようかどうか迷っている
- 税務署から連絡があった
- 帳簿のつけ方がわからない
- 売上が急に増えた
- 売上が1,000万円を超えた
- 突発的な収入があった(給料以外で)
- ネットからの収入があった
などなど。
事業を始めるとか、収入があったとき、利益がたくさん出たとき、などですね。
とにかく税金が関わってきそうなときには相談した方がいいですよ!
相談した方がいいかわからなかったら、相談した方がいいかどうかを聞いてみるのもいいです。「こんな状況なんですど相談した方がいいですか?」といった感じで。
電話やメールなどで無料で細かくは教えてくれませんが、【相談した方がいいかどうか】は答えてくれるでしょう。
少なくとも、「まぁ大丈夫だろう」という自己判断はやめた方がいいです。
今までの経験から、税金がかからないと判断していたけど認識が間違っていたこともありましたから。逆に心配しすぎな方もいました。
税金のかかるようなことではないのにずっと心配されていたなんていうことも。
どの税理士に相談するか
実際に税理士に相談するといっても、どの税理士に相談すればいいかわかりませんよね。知り合いがいればいいですがそうでないケースがほとんどでしょう。
税理士選びで大切なのは、自分の考えと合うかどうか、ということ。
以前も記事にしていますので参考に。
→ 税理士の選び方はどうすればいい?考えが合っているかが重要!
今はホームページやブログなどをやっている税理士も多いです。
これらを見て自分に合っていそうな人を選んだ方がいいでしょう。
電話が嫌いな人は電話が嫌いな税理士を選ぶといいかもしれませんよ。
私も電話はあまり好きではありません。
税理士であれば知識に差はそんなにありません。
難しい国家資格を合格しているわけですから基本的な知識は持っています。
違うのは考え方や性格です。
ホームページやブログを見て、なんとなく共感できそうな人を選びましょう!
私自身も私のことを知ってもらうためのブログを書いています。
こちらのブログを見ていただき、ディズニーが好きな人・子供がいる・行動範囲が似てる、などの理由でお問い合わせいただくことが多いです。
考えが似ているとミスマッチも減ります。
どうやって相談するか
どの税理士に相談するかを決めたら次はどうやって相談するかです。
ホームページやブログがあればそこから「お問い合わせ」ができるでしょう。
税金について聞きたい、このような状況だけど相談したい、と問い合わせをすれば返答してもらえるはずです。
大抵は直接会って打ち合わせしましょう、となるでしょうね。
本気で税理士に依頼するつもりであれば一度会った方がいいです。
先ほども書きましたように相性が大切なので、会ってみればなんとなくわかるでしょう。
会ってみて「なんか違う」と感じたら依頼しなければいいだけです。
相談料はかかるかもしれませんがそれは仕方のないことです。それ限りにすればいいのですから。
無料で聞けるとは思わない方がいい
言いづらいことなのですが、税理士などの専門家に相談するときには無料で聞けるとは思わない方がいいです。
「初回無料」というところもありますが、基本的に継続的な業務の受託を前提としているのです。
継続してくれるだろうということで「初回無料」としているのです。
無料ですと情報の範囲も狭くなります。
「ここからは有料」といった感じで中途半端にしか教えてくれない可能性もあります。
せっかく相談するわけですから、相談するときにはお金がかかっても納得いくまで聞くようにした方がいいです。
最後に
普段、税理士などと関わりのない方にとって「税理士に相談」するのはハードルが高いですよね。特に電話ですとその場で話をしないといけないですからね。
その点、メールや問い合わせフォームなら落ち着いて質問できます。
どんな質問をしていいかわからなかったら、状況を説明して相談した方がいいか聞いてしまいましょう!
「こんな状況でなんとなく不安なんだけど相談した方がいいか?」と聞けば答えてくれますよ!
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