個人事業主は確定申告が必須だけど個人でも申告不要の人がいる
マイナンバーで税金を申告していないことが心配なら申告しましょう!
心配しているくらいならちゃんと申告した方がいいですよ。個人事業主の税金はちゃんと申告をしましょう!
最近、マイナンバー関連の検索が多いです。
「マイナンバー 無申告 バレる」
「マイナンバー パート バレる」
「マイナンバー 副業 バレる」
こんなワードが多いですね。
申告していない人が多いことにもびっくりですが。
もともと税金は申告しないといけないものです。
余計な心配をしているくらいなら申告しましょう!
バレる前に自分から申告してすっきりした方がいいです。
でも、中にはそもそも確定申告が必要ない人もいます。
その人は無申告であっても「バレるかも」と心配する必要はありませんよ!
無申告がバレる前に申告しよう!
マイナンバーの交付が始まったことで、税金の申告について心配な方が多いです。
当ブログにお越しいただく方のキーワードを見ていると「マイナンバー バレる」というワードが多いです。
特に「バレる」というワードが非常に多いです。
みんなそんなに隠しているのでしょうか?
ちょっとびっくりです。
「バレる」というワードで検索しているということは申告しないといけないということはわかっているんですよね。
であれば、ちゃんと申告しましょうよ。
余計な心配をしてビクビクしているよりも、
ちゃんと申告してスッキリしましょう!
確定申告は絶対必要なのか?
申告しましょう、と言いましたが確定申告って絶対に必要なわけではありません。
バレるかも、と心配している人の中にはそもそも確定申告が不要な人もいます。
確定申告は全員に関わってきますが、その関わりかたは3パターンあります。
- 確定申告しなければいけない人
- 確定申告が必要ない人
- 確定申告しなくてもいいけどすれば税金が戻ってくる人
この3つです。
自分が「確定申告が必要ない人」だったら無申告を心配する必要はありませんよね。
確定申告をしなければいけない人
確定申告をしないといけない人は、次のような人です。
- 事業をやっている
- 不動産収入がある
- 給料以外に収入がある
- 給料が2,000万円を超えている
- 2か所から給料をもらっている
- 年金収入が多い
- 保険の満期金などを受け取った
- 不動産を売った
などなど。
他にもありますがこんなところです。
基本的に、給料以外の収入がある人 は申告が 必要なケースが多いです。
確定申告が必要ない人
確定申告が必要ない人もいます。
- まったく収入がない
- 給料収入だけしかない
- 給料以外の所得が20万円いかない
- 公的年金が400万円以下
こんなところです。
基本的に、給料だけの人は確定申告は必要ありません。
副業をやっている人はその副業の所得が20万円以下なら確定申告は不要です。
20万円というのは、収入ではなく所得です。
所得は利益と考えていただければいいでしょう。
売上から経費を引いた金額のことです。
副業の無申告がバレるかも、と思っている人はこの所得を計算してみてください。
所得が20万円以下なら確定申告は必要ないのです。
「バレるかも」という余計な心配はしなくていいのです。
確定申告しなくてもいいけどすれば税金が戻る人
もう一つはこれ。
確定申告の義務はないけど申告すれば税金が戻ってくるケースです。
例えば、
- 会社を退職して年末調整していない
- 医療費控除を受ける
- 住宅ローン減税を受ける
- 寄附金がある
- 災害を受けた
こんなところです。
このような人たちは確定申告の義務はありません。
確定申告をしなくてもいいです。
ですが、確定申告をすれば還付金を受け取れます。
当然、確定申告をした方がいいですよね。
確定申告が必要なのに無申告はダメ
マイナンバーで無申告がバレるかも?と心配している人は、本当に確定申告が必要なのかどうかを考えてみましょう。
あなたは本当に確定申告が必要ですか?
必要なのに無申告の場合は、今すぐに申告しましょう!
無申告のデメリットは大きいですよ。
確定申告が必要ないのにビクビクしている人は、心配する必要はありませんよ。
まとめ
マイナンバーで税金の無申告が心配な方が多いようです。
すごく検索が多いです。
確定申告が必要かどうかは、マイナンバーは関係ないです。
関係ないですが、これを機会に確定申告しましょう!
これからずっと心配していくよりも、一度ちゃんと申告をしてスッキリした方がいいですよ。
やらなければいけないのですから、早めにやりましょう!
税務署から指摘されるまで待っていると、罰金も増えてしまいますから。
そもそも確定申告をする必要が無い人は、「バレる」という心配はありません。
こちらの記事もおススメです!
税理士 内田敦 【個人事業主の税務調査専門】
最新記事 by 税理士 内田敦 【個人事業主の税務調査専門】 (全て見る)
- 個人事業者は単純に利益が少なすぎると税務調査が行われやすい - 2024年10月4日
- 【個人の税務調査の実例】現金売上の領収書束を何枚か破り捨てていた - 2024年9月18日
- 【個人の税務調査の実例】提出のときに何も言われないから適当に確定申告していた - 2024年8月21日