法人化(法人成り)後に良い人を採用するために必要な4つのこと
法人化(法人成り)後に人を雇うのは非常に大変です。人の問題が嫌だから雇わないという社長もいます。ですが、事業を大きくしたいのなら採用は避けて通れません。採用活動は大変ですが、良い人を採用するためには力を入れないといけません。
最近、複数の社長から人の問題で困っている、という話を聞きました。
良い人がこない、採用してもすぐ辞めるからずっと採用活動しているとのこと。
採用活動に時間を取られてしまうのは、非常に勿体無い!
その時間を営業活動に当てた方がよっぽどいいです。
下手に人を雇うよりも一人でやっていく方が良いケースもあります。
本当に採用が必要なのかどうか、もう一度考えてみましょう!
税金についてお困りのことやお悩みがありましたらこちらからご相談ください。
税務相談の詳細
開業1年間をリーズナブルな料金でサポートする開業支援を行っています。
開業支援プランの詳細
定期的に面談して節税やアドバイスをします。
顧問契約の詳細
法人化(法人成り)後に人を雇うのは大変!
人の問題は本当に大変です。
求人広告を出しても、良い人がこない・ミスマッチ・すぐ辞めるという問題があります。
法人の税金や節税についてまとめたページを作りました。
●法人の税金についてまとめたページ
●節税についてまとめたページ
採用したらしたで、遊ばせておくわけにはいきませんから何かしら仕事を与えなければいけません。丸投げというわけにもいきませんし、教える必要がありますから時間がかかります。
採用できても、すぐ辞めてしまうということがよくあります。
採用のやり直しには手間もかかりますし、お金もかかります。
何より精神的にもよくありません。
他の従業員も、入ってもすぐ辞めるかもと思うようになってしまうと職場の雰囲気も悪くなります。
それでも、、、会社を大きくするには人の採用は避けては通れません。
良い人を採用するために必要な4つのこと
「良い人がこない」、「すぐ辞める」のは会社側にも問題があるのかもしれません。
なぜ、良い人が採用できないのか、を考える必要があります。
良い人を採用するためには4つのことを意識してみましょう。
- 採用後のイメージを明確に
- どういった人材に来て欲しいのか明確に
- 社会保険に加入する
- 求人媒体を見直してみる
採用後のイメージが明確になるように
私自身も何回か転職していますから、応募者の気持ちがよくわかります。
応募者からすると、「もし採用されたらどうなるのか」がイメージできるかどうかが重要です。
もし採用されたら、
- 仕事の内容は何をすればいいのか
- 何が得られるのか
- 給与はいくらなのか
- 勤務時間、休日はいつか
- 勤務地はどこか
これらのことがイメージできるような求人広告にする必要があります。
私が経験したもので、
HPに事業所が2つあるけど、採用されたらどっちの事業所勤務になるのか?とわからなかったことがあります。
求人広告にも2か所の住所が書いてあってどちらの勤務なのかわからない・・・。
求人内容自体は興味をひかれたのですが、応募するのをやめました。
求人広告はなるべくはっきりと書いた方がいいです。
欲しい人材を明確にする
会社としてどういう人が欲しいのかを明確にしましょう。
資格、経験を明確に打ち出しておくことでミスマッチを防ぐことができます。
経理なら簿記3級でいいのか2級が必要なのか?
未経験でもいいのか経験者でないとダメなのか?
欲しい人材を具体的に想定することが大切です。
社会保険に加入すること
義務ですし、当然です。
事業を大きくするなら優秀な人材の確保が必須です。
優秀な人材の確保には社会保険の加入は絶対に必要となります。
社会保険に入っていない会社に就職しようとは思いませんよね。
法人を設立すると社会保険に強制加入でかなり負担が重いのですがいい人材を採用するために加入は必須です。
法人化(法人成り)したら社会保険に強制加入する。社長一人でも必須!
求人媒体、時期を見直す
そもそも応募がない場合は時期が悪かったり、求人の媒体が悪いのかもしれません。
折り込み広告なら地域を変えたり、ネットに変更してみることが必要かもしれません。
税理士業界では8月と12月が求人がもっとも盛んになります。
8月は税理士試験が終わった後、12月は合格発表の後、だからです。
なので、税理士業界ではその時期でないとなかなか人が採用できないんです。
求人が多い時期に転職しようと考えている人が多いので、求人が盛んでない時期にはなかなか採用できなかったりします。
雇わない、という選択肢もある
書きながら、やっぱり人を雇うことは大変だなと思いました。
私のように雇わない、という選択肢もあります。
雇わなければ人の問題で悩むこともありません。
会社を大きくすることはできませんけどね。
採用で悩んでいる方は、本当に採用が必要なのかどうかも考えてみましょう!
人を雇う前にしっておくべきこと。労務管理の問題は無くならない!
法人の税金や節税についてまとめたページを作りました。
●法人の税金についてまとめたページ
●節税についてまとめたページ
まとめ
人の問題ってどこの会社でも大変です。
全く問題がないという会社はないでしょう。
どの会社でも採用には悩んでいるのです。
法人化(法人成り)して事業を大きくしていくためには採用は必須!
その悩みを克服して採用し、事業を大きくするのか。
人の採用はしない方向でいくのか。
よく検討してみましょう!
次はこちら!
⇒利益がでない会社の5つの特徴と黒字会社に変えるために必要なこと
節税や手続きが不安なら税理士にご相談ください。私も税務相談をお受けしております。
税務相談の詳細はこちら
法人化(法人成り)や個人事業を開業したばかりの方を対象に開業支援プランを提供しております。通常の料金よりもリーズナブルな料金で税務関係のサポートをいたします。
開業支援プランの詳細はこちら
定期的に面談して節税や黒字化のための提案をいたします。
顧問契約の詳細はこちら
こちらの記事もおススメです!
税理士 内田敦 【個人事業主の税務調査専門】
最新記事 by 税理士 内田敦 【個人事業主の税務調査専門】 (全て見る)
- 個人事業者は単純に利益が少なすぎると税務調査が行われやすい - 2024年10月4日
- 【個人の税務調査の実例】現金売上の領収書束を何枚か破り捨てていた - 2024年9月18日
- 【個人の税務調査の実例】提出のときに何も言われないから適当に確定申告していた - 2024年8月21日