税務調査で何も指摘されないのは税金を多く払っているからかも
税務調査で絶対に何も言われないようにする方法があります!
それは、税金を多く払えばいいだけ。
税金を多めに払っておけば税務署は何も言いません。
そんなことするか!と思われるでしょうが知らず知らずのうちに多めに払っているかもしれませんよ。
税務調査は適正な課税が目的
税務調査の目的は税金を取ることです。
表向きは「指導」となっていますが、本当の目的は税収を増やすこと。
税務調査で経費を認めないとか言われるのは税金を増やすためなのです。
税務調査に入る前には通常は連絡があります。
普段、税務署と関わりのない人は税務署から連絡があったというだけでものすごく不安になります。
中には眠れなくなるほどの方もいます。
誰もが不安になるわけですが、やはり税金をたくさん取られたらどうしようというのが非常に大きいです。
ただ、税務調査の目的の一つとして適正な課税があります。
税務調査で何も言われない方法
税務調査は税金を取ることが目的だと書きました。
そんな税務調査で何も言われなくするための方法があります。
それは、税金を多めに払うこと!
確定申告で税金を多めに払っておけば税務署は何も言いません。
具体的には、売上はきっちりと計算した上で経費を少なくすればいいのです。
領収書があって誰がどう見ても経費だと認められるものしか入れなければいいだけです。
自宅で仕事をしていたら自宅の家賃や光熱費も本来は一部を経費にできますがそのようなものも入れない。何か突っ込まれそうなものは経費には入れない。
経費を少なくすれば税金は増えます。
本当に文句のつけようのない経費だけにして税金を多めに払っておけば、仮に税務調査が来ても何も慌てることはありませんよね。
何を見られたって何も怖くありません。
税務調査に来て、本当はもっと経費に入れてもいいのに、と思っても調査官は何も言いませんよ。税金が減るようなことは教えてもらえませんから。
ただ、税務調査の目的の一つに適正な課税があります。
そのため経費が少なすぎるとして追加の経費を認められたこともあります。これは珍しいケースです。
税金を多めに払うなんてありえない?
税務調査で何も言われないからって税金を多めに払うなんてするはずない。
普通はそう思いますよね。
でも、気づかぬうちに税金を多く払っているかもしれませんよ。
特に注意すべきなのは税理士に丸投げをしている方です。
税理士にも色々な考えの方がいます。
なるべく経費に入れられそうなものは入れる税理士もいれば、少しでも税務署から指摘されそうな可能性のあるものは入れない税理士もいます。
丸投げをしている税理士が「税務署から指摘されそうなものは入れない」と考えていたら税金を多めに払っている可能性もあります。
その他、自分で申告書を作っている方も税金を多く払っているかもしれません。
本来はもっと経費にできるものを入れていないかも。
税務調査で指摘されるのが少ないのはいいこと?
このような「税務署に指摘されそうなもの」を初めから経費にせず、多く税金を計算している税理士は実際にいます。
そう考えると、「税務調査で指摘されることがありません」と宣伝している税理士って本当にいいのか?と思いますよね。
税務署から指摘されない=問題ないものだけ入れている。
本来は経費にできるものを入れていない可能性もあるわけです。
税務署から指摘されることが少ないというのは、単純に経費を少なくして税金を多めに払っているかもしれないのです。
税理士に丸投げしている人は知らず知らず多めに税金を払っているかもしれない。
それでいて、イザ税務調査が入った時に「何も指摘されなかった」と喜んでいるかもしれません。
もっと経費をたくさん入れていて税務調査で少し指摘されたとしても、その方が支払っている税金は安いかもしれません。
まとめ
税務調査は税金を取ることが目的ですが、決められた金額以上は取ることができません。
もし、税務調査が入ったのに何も修正することがなかったとしたら、多めに税金を払っているかもしれないと考えてみましょう!
難しければ税理士に依頼したり変更することも検討してみましょう!
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