余計な税務調査を防ぐ!税務署からの指導や連絡は無視せずちゃんと対応する
税務署からたまに連絡が来ることがあります。
その連絡を無視し続けていると、税務調査につながります。 税務署から連絡があったらきっちりと対応するようにしましょう!
税務調査が行われることになるかもしれません。
税務署は間違いを教えてくれる
税務署は税務指導の一環として、申告書の間違いなどを教えてくれます。
計算が間違っていたり、明らかに取り扱いを勘違いしているような場合には修正を促すようにしているのです。
なんでもかんでも税務調査をしていたら大変なので軽微な間違いなどの場合は修正してもらうように指導しています。 ですが、その指導に従わないケースが多いです。
税務署としては自ら修正してもらうことを指導しているのですが、なかなか対応しない人が多いのです。
せっかく税務署が間違いを教えてくれているのでしっかりと対応するようにしましょう!
税務署の指導を無視すると税務調査
税務署が指導しているにもかかわらず従わないでいると、、税務調査につながります。
実際にあったケースとして、
- 青色申告の承認を受けていないのに青色申告決算書を提出していた
- 個人事業主なのに自分の給与を経費にしていた
- 専従者給与の届け出をしていないのに奥さんの給与を経費にしていた
などなど。
内容自体は単純なもので、パッと見てすぐに間違いだとわかるものばかりです。
先述したように税務署はこのような簡単な間違いは教えてくれて、自分で修正するように言ってくれます。
この場合に修正申告をしたら通常は加算税などはかかりません。
通常は税務調査で指摘されて修正申告すると過少申告加算税とか重加算税などがかかってくるのですが、指導されて修正した場合には加算税はかからないのです。
なので、税務署から修正の指導があった時点ですぐに修正申告すべきなのです。
よくわからなければ聞けばちゃんと教えてくれます。 税務署からの連絡にはキッチリと対応した方がいいのです。
指導に従わないと調査に
このように税務署は間違いの修正を促してくれるのですが、従わないでいると税務調査に発展します。
ちゃんと指導に従って修正しておけばそれで済んだのに、面倒だと思ってそのままにしていると税務調査に来られてしまうのです!
確かに普段は税務署と連絡することなんてないですから、突然連絡が来るとビックリしてしまいますよね。
驚いてしまうのと不安があってそのままにしてしまう人が多いです。 税務署としては指導したのにいつまでも修正してくれないのも困るのです。 明らかな間違いがあるのにそれをそのままにもできませんから。 そこで、税務調査を行うわけです。
税務調査を防ぐためにも税務署からの連絡にはちゃんと対応するようにした方がいいのです。
何をどうしたらいいかわからなければ税務署に行って聞けばちゃんと教えてくれます。
面倒がって何もしないと税務調査に入られて慌てることになってしまうのです!
まとめ
税務署は税務調査の効率化のために軽微な間違いなどについては自ら修正申告をするように指導しています。
何でもかんでも税務調査に入るわけではありません。
税務署から間違いなどの修正について指導があったらちゃんと対応するようにしましょう!それが税務調査を防ぐことにもなりますよ。 税務調査の連絡があってからの対策も大切ですが、そもそも調査が行慣れないようにしておくことも必要です。
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